つれづれの記 古希にこんなの書いちゃいましたを発刊いたしました。


つれづれの記 古希にこんなの書いちゃいましたを発刊いたしました。こちらからご購入していただけます。

内容紹介

「こんなの書いちゃいました、おばさんは行く」から十年の歳月が経ち、このたび古希記念として、パート二を出版することとしました。
 あれから十年。「おば行くパート一」の、「まえがき」を読み返してみますと、二〇二〇年開催予定の東京オリンピックの誘致決定がされた高揚感が思い出され、当時の安倍首相と私の生年月日が同じことなどが嬉し気に書かれています。そう、何となくカラ元気だったのかもしれませんが、十年前は、私自身が今よりずっと元気でした。
 そしてその後の十年の間に、安倍首相は凶弾に倒れ、東京オリンピックはコロナで一年延期、しかも無観客。開催後には運営や体制の不正が発覚し多数の逮捕者を出すなど、社会の闇が噴出しました。
 しかもあの三年間のコロナ禍。不要不急の外出を避ける、手洗い、マスクの着用をする、集団生活が規制され、職場や学校の対面生活の規制など、多くの不自由さが要求されました。マスクの下の顔がわからないので、マスクを外した今も、
まだ慣れない顔に戸惑っている自分がいます。
 2023年にようやくコロナが五類感染症に移行し、規制が緩和され、電車の中でもマスク顔の方が減り、海外からの旅行客も戻り始め、観光地は活気を取り戻しています。
 何だったんだろうと思うようなこの十年間でしたが、古希七十歳を無事に迎えられたことに感謝して、私は、今一度、書き足らなかったエッセイや、趣味となった俳句のつれづれ、小さな物語などを盛り込んで、人生最後の一冊を上梓してみたいと思います。


著者略歴

著:藤田祥子
1954年 鳥取県に生まれる。
1973年 大阪府立三国丘高校卒業
1980年 大阪教育大学大学院家政教育研究科修士課程修了
1980年~2014年 奈良教育大学、滋賀大学教育学部、大阪教育大学、武庫川女子大学等、各非常勤講師
専攻:家族関係学・家庭科教育学

現在、男女共同参画審議会委員、社会福祉協議会理事、いけだ市民文化振興財団理事、NPO法人トアエル理事長、
学校法人二本松学院監事
著書「アップルケーキはほろにがく」浪速社
  (第1923回日本図書館協会選定図書)
  「おばさんは今日も行く」浪速社